高杉晋作.com

1860年 結婚

師匠である吉田松陰が亡くなって、悲しみと怒りに震えていたそのころ、
晋作の気持ちとは裏腹に、父・小忠太が縁談の話を進めていました。
個性の強いひとり息子を早く落ち着かせて、
高杉家の跡取りにふさわしい人物にしようという思いによるものでした。

 

縁談のお相手は、同じ長州藩士、井上平右衛門の次女雅(まさ)でした。
30歳までは結婚しないと言い張っていった晋作でしたが、
父親への忠誠心により、縁談を受け入れ、1860年(安政7年)に結婚しました。
晋作は22歳、雅は16歳でした。

 

しかしながら、激動の人生を生き抜いた高杉晋作ゆえ、
二人が一緒に過ごすことができた期間は、6年間の結婚生活の中で、
わずか2年ほどしかありませんでした。

 

高杉雅
高杉雅

 

このページのトップへ     

< < 吉田松陰処刑    試撃行 > >